2019年7月23日火曜日

エンドレスサマーエンズ

エンドレスサマーエンズ







今日はeitherのツアーファイナルに足を運んでいただきありがとうございます。
eitherのVo/Synを担当している佐々木翔です。
前日、7/20 23:00、居ても立っても居られなくなり筆をとった次第です。

今さっき、eitherのライブが終わったころですか?
今日はどのくらいの人が見に来てくれたのかな。
この文を書いてる今、そんなことはわかるはずもないのですけど、
たくさんの人が来てくれてるといいな。
企画の前日はいっつも怖い。見に来てくれる人はいるのか不安で不安で仕方がないのです。
だから、今この文を見てくれているあなた、本当にありがとうございます。
大袈裟ではなく、僕らは、気にかけてくれているみんながいるからバンドが続けられています。
以下、僕の気持ちをみんなに伝えたくて下手くそな字ですけど、書きます。
簡単に伝わらない感謝をどうしても伝えたい。

7/21 ツアーファイナル。
3/13に初めての全国流通のアルバムをリリースした。
3/30のレコ発から約4ヶ月、ツアーと銘打ってたくさんライブをしてきた。
どれもこれも深い思い出がたくさんある。
ケンカは対してしなかった。
納得のいくライブがたくさんできた。
バンド、最高に楽しい。って改めて思った。

いく先々で僕らを見に来てくれた人、
僕らを見に遠征してくれた人、
企画のときは必ず一番にメール予約してくれる君、
ダイブして最前でシンガロングしてくれる君、
後ろの方で温かい目で見守ってくれる君、
君はどうかわからないけれど、僕はすごく意識してしまうバンド仲間。

数えていたらキリがないけど、
母数が多くない分、みんなの顔が思い浮かぶ。

ツアー中、バンドに限らず、
楽しいことも、辛いこともたくさんあった。
正直、しんどいこともまあ結構あったよ。
うまくいかねえって何度も石ころを蹴っ飛ばした。
僕が一歩進んだと思ったら、周りは三歩も進んでる感覚。
それでも続けてこれたのは、気にかけてくれたみんながいるからです。
これからも期待に応えられるように頑張るので、気にかけていただけると嬉しいです。

ツアー中、エンドレスサマーエンズという曲を作りました。
歌詞を載せます。
お時間が合えばいつでも歌いに来てください。
何度も言うようですが、今日は本当にありがとうございました。
これからもエンドレスサマーエンズを更新しましょう!

either Vo/Syn 佐々木 翔


エンドレスサマーエンズ

ほつれた日々を縫いつなげ、未だ愛想笑いしながら
"間違っていない"と繰り返す日々。僕はまだ戻らない。
描いた夢は泡沫の、捨てられずに残した手紙。
間違え続けた日々は消えない。僕ら、終わらぬ夏の中。

明け方5時の音、静かな町に消え。
思い出に隠れ、傷を数えた。
失くしたものがまた増えたな。

ほつれた日々を縫いつなげ、未だ愛想笑いしながら
"間違っていない"と繰り返す日々。僕はまだ戻らない。
描いた夢は泡沫の、捨てられずに残した手紙。
間違え続けた日々は消えない。僕ら、終わらぬ夏の中。

2019年5月31日金曜日

途切れた会話を繋いで



必死という言葉。
”人は必ず死ぬのだから、残された人は亡くなった人の分まで、必死で生きる”
と坊さんが教えてくれた。
なるほど。そういうことなのだな。
椅子に座りながら思った。妙に納得した。

”必死で生きる。”
果たして僕は必死で生きていられているのだろうか。
見たくないものから目を背け続けている。
後悔先に立たず。だけれど、僕は未だに後悔の上で息をしている。
妙に納得した言葉を受け取りながらも、
それでもなんとなく生きている気がしている。
季節の変わり目で風邪でもひいてしまったのかな。
止まらない咳をしながら、電車に揺られ、なんとなく、本当なんとなく筆をとる。
もう5月が終わる。1日1日が早い。

忘れていく思い出に縛られて、忘れないように言葉を残そう。

と思ったのだけど、辞めよう。

時間がたって、少しは現実から目を向けられるようになったとき、また言葉を残そう。
それまではゆっくり、僕なりに必死で生きよう。
マイペースに行こう。






Run Through

路肩にいるあの花は僕とは違い強く美しい。
"目を背けても何も変わらない。"
繰り返す自問は明日に投げた。

君の皺の数と僕の年を数え、過ぎた季節に浸るよ。
時の流れには逆らわず僕ら、変わることのない朝を迎えよう。

笑いあった日々の続きを指折り数える。
途切れた会話を繋いで。

『夏の夜に鳴る波の音、消えていく面影を残して。』
過去に投げかけたひとりごと。
届かないまま波に攫われていく。
あの日のように、笑える歌を僕がずっと歌い続けるから、
止まらぬ時計の針を抜き、何度目かの夏をともに過ごそう。
 

2019年3月12日火曜日

2019.03.12

みなさん!変わらず元気ですか!?
僕は普通です。
2018年、体重が6キロ増えました。
これはもう、認めざるを得ませんね。
立派なアラサー男子です。
増え続ける食欲と体重、自分の魅力も同じくらい増えてくれるといいのになあ、なんて思いながら仕事に向かうのです。

天気は良好、視界良し!
遠い未来は相も変わらず見えないですが、
今が楽しいと漠然と感じられるくらいにはポジティヴに成長しています。
足音を立てて近づいてくる季節の変わり目にドキドキしながら、
目をかき鼻をすすり、それでも、どうしたって3月13日のことを考えられずにはいられないのです。

”either”
僕のやっているバンドが、2019/3/13にCDを発売します。
このCDは今までと違い、日本国の流通網にのり、全国で発売されます。
あなたがフラッと立ち寄ったCD屋さんで、
僕たちのCDが置かれてるといいな。
今日の夕方には店舗にはもう置かれているのかな。

片道1時間かけて目当てのCDを買いに行った15歳。
CDプレイヤーを持って帰りの電車で聞くのが至福の時間だった。

まあそんな思い出老害野郎なこと言っても、
時代は変わってしまったので
偉そうなことは言えないんですけど、
見た景色や嗅いだ匂いと同様、聞いた音楽っていうのは
どうしても思い出、自分の血となり骨となります。

ふと、何の気もなしに聞いた曲が、
5年後、10年後、また聞いた時に、
不思議とその時見た景色、
嗅いだ匂いを思い出してしまうような、
聞いてくれたあなたにとってそんな音源になってくれればいいな。
否、そんな音源にしましたのでよろしくお願いいたします!

終わりじゃないぞ!やっとはじまり。
このCDを持って、全国、ツアーに参ります。
是非聴いてください。そして少しでも良いと思ったらライブに遊びに来てください。
僕たちの本質はmp3じゃなくって、ライブにあるはずなので。

売れないと言われるCDを出すのは
世間的に見たら滑稽ですけど、
それでも、CDフォーマットが持つ、
無駄に開け辛い袋や、保存方法に困る帯も含めての
無限のドキドキを僕はあなた達に強要したい。
僕は思い出老害野郎だ。
いつまでたっても時代に迎合できない、
ひとりぼっちのあなたや、クソつまらない大人になってしまったあなた、
周りの空気ばっかり読んで、愛想笑いが得意になったあなたに、
どうか届きますように。
届け!!!!!!!!!!!!!!

▷ MV

▷ ナタリー
https://natalie.mu/music/news/311408

▷ アルバム特設サイト

2019年2月25日月曜日

グッバイフジヤマの活動停止のお知らせを受けて

グッバイフジヤマの活動停止のお知らせを受けて

 



つくづく、音楽は思い出で、バンドは生身だなと感じた。

2019.02.23 グッバイフジヤマというバンドが活動停止を発表した。
アルバムリリースを告知してからの突然の知らせだった。


僕が活動停止を知らされたのは今月の頭だった。
北浦和KYARAでのライブを見たその後、
最近全く遊んでもないし、お互いの私生活をそれとなくLINEでやりとるする仲になっていた僕は、
久しぶりに面と向かって話をする機会に、
胸の奥がちょっとだけ痒くなる、ドキドキした感情があった。

グッバイフジヤマのボーカルギター、ナカヤマタクヤは僕の目の前に現れるなりニヤニヤしながら
”久しぶりだな!俺たち活動停止するかもしれないんだぜ。”
と、開口一番とんでもない爆弾を投下して来た。
久しぶりに会うにも関わらず、だ。

”そうなんですね”と一言だけ返した。
いつだって僕らは、誰かが決めたことに対して否定なんてしない。
僕もナカヤマタクヤも、いい意味でも悪い意味でも変わらないんだな。
そんなことを思いつつ、僕は脳内で、"活動停止するかもしれない"その事実を噛み砕きながらいろんな思いを巡らせた。


グッバイフジヤマ、元の名をルンペンフジヤマは
2011年高円寺にて活動を開始する。
パワーポップを基盤に、自分自身のフラストレーションを乗せた初期衝動全開のサウンドは、
小さなライブハウスに数えきれない歓喜とため息を残す。

現役バンドマンで、グッバイフジヤマよりセールスも知名度も演奏能力もない僕が、
グッバイフジヤマを上から目線で切るのは勘違いも甚だしいが、
確かにそう思わざるを得ない現場に、僕は何度も直面したのだ。

結成当初は、フラストレーションが爆発しすぎ、演奏が途中で止まり笑ってごまかしたり、
ステージ上で気に入らない誰かの悪口をぽろっと言ってしまったり、
忘れてしまった歌詞がそのまま出てこなかったり。

そんなどうしようもない失敗話は、
思い出したらきりがないほど、僕の心の中に残り続けている。

そんなとき、ナカヤマタクヤという男は決まって、
"大丈夫なんだよ、間違ってなんかないよ"
と自分を肯定する。
はたから見たら明らか凹んでいそうなのに、この男はどこまでも強がる。
弱さを人に見せるのが極端にへたくそな人間なのだ。

僕らは見えない未来に不安だ。どうなるかなんてわからない。
日々焦燥感と戦い、曲にし、目の前に起きた現実を受け入れているのか、
受れられないのかギリギリのところで戦い続けているんだ。

そんな彼らが、なぜここまで僕らの心をつかんで離さないのか。
それは、どこまでもまっすぐで、音として飛ばす一言一言に偽りがなく、
誰しもが抱える心の隙間にちょうど入り込んでくる。
情けなくてセンチメンタルで、素直になれないのに、
そんなこと、見通されてしまう不器用さ加減。

いつか自分が体験したような、ほほを赤らめてしまうような出来事を、
まるで僕らを代弁してくれるかのように彼らはでっかい声で歌う。
ライブを見ると重ねてしまうんだ。いつだったかのダメな自分を。

だから、自然とグッバイフジヤマを応援してしまう。
グッバイフジヤマのステージに向かって呟く、ガンバレ、負けるなオレ。

そうやって得た共感の輪は、僕の知らないところで大きくなり、
たくさんの人の苦悩を巻き込み、彼らはメジャーデビューの切符を手に入れた。

そう、グッバイフジヤマは僕たちの苦悩だ。
2011年から現在まで、グッバイフジヤマはたくさんの作品を世に出してきた。

全部の作品を聞いてきた。
もちろんまだ世に出ていない、キャッチャー・イン・ザ・ヘルも含めて。
4月リリースされる今作をきいて、疑問が確信に変わった。
ナカヤマタクヤは作品ごとに人知れず悩み、これでいいのだと決意し、
自分自身の苦悩をパッケージしてきたのだ。

グッバイフジヤマと僕らは同じ、"こっち側の人間"だからこそ
まっさらなフィルターで彼らを見ることができ、絶対的な信頼感の元、彼らを応援することができる。

そんなグッバイフジヤマが活動を停止することを選択した。
取り残された僕らの苦悩はどうするつもりなんだ。
活動停止を発表された夜、身勝手ながら僕はそんなことを思った。


彼らはいつだってポジティブだ。
どんなにへこたれることがあっても、彼らは常に前だけを見て邁進していた。

前述のため息してしまう出来事だったり、
それこそメンバーの脱退や環境の変化。
全部乗り越えて、僕らに共感と安心感を与え続けてくれたじゃないか。

だからきっと大丈夫。
グッバイフジヤマはなくなってしまうけれど、
近い未来、すぐ"間違ってねえよ"って強がった姿が見られることがあるだろう。

悲しいかな、今作のリリースツアーで活動停止してしまうけれど、
グッバイフジヤマとしては最後になるらしいから、一つや二つの憎まれ口を叩きに行こうぜ。
ナカヤマタクヤの不格好なダイブを受け止めてやろうぜ。

思い出はいつだって色褪せない。
みんなの中にだってグッバイフジヤマのそれぞれのストーリーや思い出があるだろう。
今まで描いた思い出に最後、色を付けに行こうよ。
へたくそな絵に、へんてこな色を最後に塗ってみんなで笑い合おう。
そうして僕は、グッバイフジヤマとの思い出に、鍵をかけようと思う。
いつの日にか、僕らが心から笑えますように、と。

2019.02.25 either Vo/Syn 佐々木 翔
勝手に寄稿


2018年12月9日日曜日

Endless Summer Ends

青春発墓場行き。
全力疾走で僕たちの青春を取り戻す。

なんて言ってたら、eitherを結成して3年の年月が経ちました。
みなさん、お元気ですか。僕は普通です。

本日、eitherとFILTERの共同イベントに足を運んでいただきましたみなさん、本当にありがとうございました。
蓋を開けてみれば満員御礼、たくさんの方に見ていただけて嬉しい限りです。
この場でお礼を言わせてください。
本当にいつもありがとう。

MCでも言いましたが、大切なお知らせがあります。
2019年3月13日に、either初めての全国流通のフルアルバムが
I HATE SMOKE RECORDSからリリースが決定しました。

決してダラダラ過ごしていたわけではなく、
日々、無い頭をフル活用し、生活とバンド活動に勤しんでおりましたが、ここまでたどり着くのに、365日が3回以上続きましたよ。

23歳で組んだこのバンドも、気がつけば僕は来月で27歳になり、
成長したかと問われれば全く成長はみられず、
今も誰かに怒られてばかりで、申し訳なさで胸が張り裂けそうになることも多々。

将来の夢、”等身大に生きたい”
15歳の僕の文集に描いた夢なのに、
望むものはいつも自分のキャパシティよりも大きく、
簡単にそうはならない現実にたいそう苦しめられています。

比べてしまうのは良くないよ。
なんていうことはとうの昔に気づいているのに、
正直、ここ最近は誰かの成功に素直に喜べなくなってしまっていて。
”決してダラダラ過ごしていたわけではないのに”
と、誰かの成功を横目に、呪われた自己保身の言葉を脳裏に巡らせて、
いつかの今日も、結局めんどくさいには打ち勝てず、
タバコをふかして投げやり、過ごしていました。

親のシワの数が日に日に増えていく現実にクソほど怯えて、
抜け落ちた髪すら愛せたら、小さな幸せを噛み締めていたあの日々に戻れるのか。
とか、真面目に考えてしまう灰色の夜を越えて、
僕は曲を書き、レコーディングしていました。
おい、僕らを置いていかないでくれよ、時間も人も、音も。
なんて言ったところで、そう簡単には時間は止まってはくれないし、
時間軸は僕に情けをかけてはくれない。
何度も色んなことに打ちのめされた気がします。

言いたいことがありすぎてまとまらないな。

兎にも角にも、僕が今言いたいのは、
15歳のころ、思い描いていた大人には多分未だなれていないけれど、
あの頃ライブハウスで見ていたバンドに、少なからず近づけるのがとても嬉しいです。
まだまだ負けない、色んなことに。

遠くに行ってしまった背中を、諦めずに、今もこれからも追い続けたいと思います。
2019年3月13日 either 1st full album
”Endless Summer Ends”
どうかよろしくお願いいたします。

2018年10月22日月曜日

2018.10.21

ボロボロの身体、灰色の月曜。
ハイスタンダードに背中を押されながら、
通勤電車の中で書き綴る。

昨日、下北沢THREEでライブだった。
友達のバンドもたくさんとは言えないけれど、
それなりに出てて、敢えてこう言うけれど、北浦和のThe Whoopsのライブの最後の曲、東京メトロという曲のイントロが流れた瞬間、
素晴らしい時間が流れた1日だったな、と思って、もうそれはしんどいくらいグッときてしまった。

旧キャラで出会ったThe Whoops、初めて見たライブは、MC中に北浦和の先輩にめっちゃ酒飲まされててかわいそうだなって思った。
それでバーカンから時間もほどほどに帰ろうと階段を下がったところに、バギオがいたと思う、確か。
なんかフライヤーをじっと見ていた気がする、確か。
気持ち悪いやつがいるもんだなと思ってシカトして家に帰った。

それから、宮田の作る歌は最高だなと思って、
たくさんCDを聞いた。
宮田はいい奴だし、同じ年だったこともあって、すぐ仲良くしてくれた。
気がついたら北浦和のフープスは、下北沢でたくさんの人の前で湘南新宿ラインのテーマを歌ってる。

そして、昨日は宇都宮のSonoSheetのいうバンドも居まして、
彼らのライブもまた最高だった。
リハとアンコールでハイスタのディアマイフレンドとステイゴールドをやっていた。
グローウィンアップとキスミーアゲインとロンリーとクローズトゥミーやっれって思った。

SonoSheetはFRIENDSHIPのもりおが教えてくれたバンドで、
こういう音楽でeitherっていうバンドを始めようと思うんだよねってもりおに言ったら、
それならSonoSheetと一緒にやれって言ってくれて、その場でサウンドクラウドを教えてくれて、
帰り道聞きながら電車に乗っていた。絶対日本のメロディックパンク大好き野郎だって気づいて、
すぐメンバーのみんなに教えた気がする。

それからすぐに、yugeっていうアコースティックユニットで横浜のスタジオオリーブでライブがあって、そこにソノシートも居て、話しかけた。

確かユーキくんはキャプヘジのTシャツを着ていて、
ソファみたいなところで大きな声で他の人と話していて、なんか横柄であんまりいい奴じゃなさそうだなって思った。
話をかけてもすごく素っ気なかった。
その後気がついたことなんだけど、
多分彼も人見知りだったんだろうな。
そのあと藤巻に話しかけたらすごく丁寧にお話ができて、ドラムのやつはすごくいい奴だなって思った。
今思うと、藤巻は全然いい奴ではなかったということだけは確定している。
アルバムだして流通するんだって!
全然先越されちゃったけど、素直に嬉しいし、
僕らも負けないように頑張らなくちゃな。
昨日はたくさんの人がソノシートでダイブしててめっちゃ嬉しかった。
パンクのライブは一体感が生まれるから最高だな。

あと、ナードマグネットっていう最高なバンドと一緒にできてすごく嬉しかった。
eitherは、最高なバンドリストみたいな感じで、みんなと最高だと思うバンドを共有し合うんだけど、
その中にバギオが教えてくれたバンド。
 バギオ、教えてくれてありがとう。

オレはナードマグネットのライブに行くと最高だなと思って気がついたらダイブしてしまうんだけど、
やっぱり昨日も最高だった。
人生で1番ダイブしたのはハワイアン6とナードマグネットかもしれない。
イヤホンの中から励ましてくれたバンドが、
ステージの上で励ましてくれるようになって、
昨日はステージは違えどとうとう同じイベントに出場することができた。
客席でダイブしていたキッズが、同じイベントに出れた。
須田さんが泣けると呟いていた。
はあ?泣けるのはこっちなんですけど。

THISTIMEの社員さんのりゅうのひら〜〜本当にありがとう。
そもそも、全く別のところで出会ったバンドたちが下北沢に集結して、
点と点が繋がったということに気がついた。
東京メトロのイントロで。

オレはこんなんだから定期的に土に還りたくなってしまうんだけど、
昨日みたいな日がまた来るなら土に潜らなくてもがんばれそうだなと思った。
頑張らなくちゃな、色々。
現実は全く優しくないから、負けないように頑張らなくちゃな。
がんばれ、がんばれ、がんばれ!

2018年6月8日金曜日

2018.06.08






たまにやってくるもやもやした怪物。
この歳になると逃れることのできない、おっきな現実が音も立てずに目の前にやって来やがる。
それはそれは突然やって来やがる。
えいや!そいや!と僕が持っているボロボロでガラクタの刀を振り回してもそいつには全く効いてくれない。
そいつは、ゆっくり、のそのそと少しづつ僕に近づいてくる。
今日明日で全てが終わるわけじゃなくて、
本当に少しづつ、のそり、のそり、って近づいてくるんすよね。
どうやってそいつをやっつけられるんだろう。

僕が1000年に一度、世界を救うために神様から任命された勇者だったら、
えぇええ!無理無理!!あんなやつ倒せないっすー!!!
とか言いながら、勇者にしか使えない最強の剣でバッタバッタと敵をなぎ倒し、なんやかんやあって、なんやかんやするんだけど。

生憎、ボロボロでガラクタの刀しか持ってねえんだよな。
こいつを振り回せばどんなこともハッピーになってしまう裏技があればいいのにな。
そんな裏技はないんだよな、今日も知らないふり。