2014年7月24日木曜日

さよならは言えない。

今年もやってまいりました、かったるい暑さの季節。
夏の匂いって最高に大好きなんだよね。
街に溢れてるあの匂いってなんなんだろう。すっごくキュンとする。
空調の匂いだって、自分の汗の匂いも夏だったら全部納得するし、落ち着く。



夏が来ると絶対思うこと。

2ヶ月くらい休みが欲しい。

なにもない一日。ダラダラ起きて、
甲子園見ながら、お母さんが作った朝飯のパンと残り物のお味噌汁と申し訳程度のウインナーと目玉焼きを頬張りたい。
幸せはすぐそこに転がっていたんだなあ。

高校球児より年上になったらどうしようとずっと思ってた。
実際年上になってみてもなにも起きずに、なんとも思わないで今日まで来た。
ただ、女子高生と付き合いたいってたまに思うんだけど、
6歳ぐらい離れてるって考えた時は、死にたくなったな。

きっと5年後は22歳の今を羨ましがるんだろ?
クソみたいにワガママなやつだな。
僕が女だったらこんな男絶対付き合わねーよ。ファックユー。




僕は5人家族で末っ子長男です。

父親が札幌に転勤になってしまうというので、
家族5人でご飯を食べに行った。

みんなお酒は弱いけど、
その日は特別な日だからみんなでお酒を飲んだ。
どうやらやっぱりみんな年を重ねているらしい。

親の顔のシワはどんどん増えているし、
お姉ちゃんは具体的な結婚の話をしていたし、
もう一人のお姉ちゃんは新車を買ったらしい。
僕より免許を取るの遅かったくせに。

気づいたらザ昭和のお父さんはメールが打てるようになったらしい。
LINEやれ。って言えなかったのは多分僕はまだ父親に向かって格好をつけているからだ。ファックユー。

家の目の前のよくパンをくれた、
昼も夜も常に酔っ払っていたお茶屋の社長は心筋梗塞かなんかで亡くなったらしい。
僕のお父さんが心筋梗塞で倒れた時なんか、スーパー酔っ払ってたのに、
深夜なのに、タクシーで駆けつけてくれて
病院の人をスーパー困らせてた。
奇跡的に父親は無事で、良かったなあなんて言ってたてめーが先に死んでどうすんだよ。ファックユー。

年齢にはどうあがいても勝てないらしい。
前は誰かが死んでも現実味なかったけど、最近やっと現実的になってきた。

とても怖い。

家族は僕より早く死なないで欲しい。

さっき初めての父親からのメールが届いた。
内容は言わないけど、メールで説教垂れてきた。
スーパー愛があったけど。ファックユーだ。

幸せはすぐそこに転がっている。
そんなことですらまだ現実的になれない。
これも年を重ねれば理解できるのかな。
まあ、今を一生懸命生きていればきっと良いように転がるんだろうな。

色んなことを頑張ろう。