2018年12月9日日曜日

Endless Summer Ends

青春発墓場行き。
全力疾走で僕たちの青春を取り戻す。

なんて言ってたら、eitherを結成して3年の年月が経ちました。
みなさん、お元気ですか。僕は普通です。

本日、eitherとFILTERの共同イベントに足を運んでいただきましたみなさん、本当にありがとうございました。
蓋を開けてみれば満員御礼、たくさんの方に見ていただけて嬉しい限りです。
この場でお礼を言わせてください。
本当にいつもありがとう。

MCでも言いましたが、大切なお知らせがあります。
2019年3月13日に、either初めての全国流通のフルアルバムが
I HATE SMOKE RECORDSからリリースが決定しました。

決してダラダラ過ごしていたわけではなく、
日々、無い頭をフル活用し、生活とバンド活動に勤しんでおりましたが、ここまでたどり着くのに、365日が3回以上続きましたよ。

23歳で組んだこのバンドも、気がつけば僕は来月で27歳になり、
成長したかと問われれば全く成長はみられず、
今も誰かに怒られてばかりで、申し訳なさで胸が張り裂けそうになることも多々。

将来の夢、”等身大に生きたい”
15歳の僕の文集に描いた夢なのに、
望むものはいつも自分のキャパシティよりも大きく、
簡単にそうはならない現実にたいそう苦しめられています。

比べてしまうのは良くないよ。
なんていうことはとうの昔に気づいているのに、
正直、ここ最近は誰かの成功に素直に喜べなくなってしまっていて。
”決してダラダラ過ごしていたわけではないのに”
と、誰かの成功を横目に、呪われた自己保身の言葉を脳裏に巡らせて、
いつかの今日も、結局めんどくさいには打ち勝てず、
タバコをふかして投げやり、過ごしていました。

親のシワの数が日に日に増えていく現実にクソほど怯えて、
抜け落ちた髪すら愛せたら、小さな幸せを噛み締めていたあの日々に戻れるのか。
とか、真面目に考えてしまう灰色の夜を越えて、
僕は曲を書き、レコーディングしていました。
おい、僕らを置いていかないでくれよ、時間も人も、音も。
なんて言ったところで、そう簡単には時間は止まってはくれないし、
時間軸は僕に情けをかけてはくれない。
何度も色んなことに打ちのめされた気がします。

言いたいことがありすぎてまとまらないな。

兎にも角にも、僕が今言いたいのは、
15歳のころ、思い描いていた大人には多分未だなれていないけれど、
あの頃ライブハウスで見ていたバンドに、少なからず近づけるのがとても嬉しいです。
まだまだ負けない、色んなことに。

遠くに行ってしまった背中を、諦めずに、今もこれからも追い続けたいと思います。
2019年3月13日 either 1st full album
”Endless Summer Ends”
どうかよろしくお願いいたします。

2018年10月22日月曜日

2018.10.21

ボロボロの身体、灰色の月曜。
ハイスタンダードに背中を押されながら、
通勤電車の中で書き綴る。

昨日、下北沢THREEでライブだった。
友達のバンドもたくさんとは言えないけれど、
それなりに出てて、敢えてこう言うけれど、北浦和のThe Whoopsのライブの最後の曲、東京メトロという曲のイントロが流れた瞬間、
素晴らしい時間が流れた1日だったな、と思って、もうそれはしんどいくらいグッときてしまった。

旧キャラで出会ったThe Whoops、初めて見たライブは、MC中に北浦和の先輩にめっちゃ酒飲まされててかわいそうだなって思った。
それでバーカンから時間もほどほどに帰ろうと階段を下がったところに、バギオがいたと思う、確か。
なんかフライヤーをじっと見ていた気がする、確か。
気持ち悪いやつがいるもんだなと思ってシカトして家に帰った。

それから、宮田の作る歌は最高だなと思って、
たくさんCDを聞いた。
宮田はいい奴だし、同じ年だったこともあって、すぐ仲良くしてくれた。
気がついたら北浦和のフープスは、下北沢でたくさんの人の前で湘南新宿ラインのテーマを歌ってる。

そして、昨日は宇都宮のSonoSheetのいうバンドも居まして、
彼らのライブもまた最高だった。
リハとアンコールでハイスタのディアマイフレンドとステイゴールドをやっていた。
グローウィンアップとキスミーアゲインとロンリーとクローズトゥミーやっれって思った。

SonoSheetはFRIENDSHIPのもりおが教えてくれたバンドで、
こういう音楽でeitherっていうバンドを始めようと思うんだよねってもりおに言ったら、
それならSonoSheetと一緒にやれって言ってくれて、その場でサウンドクラウドを教えてくれて、
帰り道聞きながら電車に乗っていた。絶対日本のメロディックパンク大好き野郎だって気づいて、
すぐメンバーのみんなに教えた気がする。

それからすぐに、yugeっていうアコースティックユニットで横浜のスタジオオリーブでライブがあって、そこにソノシートも居て、話しかけた。

確かユーキくんはキャプヘジのTシャツを着ていて、
ソファみたいなところで大きな声で他の人と話していて、なんか横柄であんまりいい奴じゃなさそうだなって思った。
話をかけてもすごく素っ気なかった。
その後気がついたことなんだけど、
多分彼も人見知りだったんだろうな。
そのあと藤巻に話しかけたらすごく丁寧にお話ができて、ドラムのやつはすごくいい奴だなって思った。
今思うと、藤巻は全然いい奴ではなかったということだけは確定している。
アルバムだして流通するんだって!
全然先越されちゃったけど、素直に嬉しいし、
僕らも負けないように頑張らなくちゃな。
昨日はたくさんの人がソノシートでダイブしててめっちゃ嬉しかった。
パンクのライブは一体感が生まれるから最高だな。

あと、ナードマグネットっていう最高なバンドと一緒にできてすごく嬉しかった。
eitherは、最高なバンドリストみたいな感じで、みんなと最高だと思うバンドを共有し合うんだけど、
その中にバギオが教えてくれたバンド。
 バギオ、教えてくれてありがとう。

オレはナードマグネットのライブに行くと最高だなと思って気がついたらダイブしてしまうんだけど、
やっぱり昨日も最高だった。
人生で1番ダイブしたのはハワイアン6とナードマグネットかもしれない。
イヤホンの中から励ましてくれたバンドが、
ステージの上で励ましてくれるようになって、
昨日はステージは違えどとうとう同じイベントに出場することができた。
客席でダイブしていたキッズが、同じイベントに出れた。
須田さんが泣けると呟いていた。
はあ?泣けるのはこっちなんですけど。

THISTIMEの社員さんのりゅうのひら〜〜本当にありがとう。
そもそも、全く別のところで出会ったバンドたちが下北沢に集結して、
点と点が繋がったということに気がついた。
東京メトロのイントロで。

オレはこんなんだから定期的に土に還りたくなってしまうんだけど、
昨日みたいな日がまた来るなら土に潜らなくてもがんばれそうだなと思った。
頑張らなくちゃな、色々。
現実は全く優しくないから、負けないように頑張らなくちゃな。
がんばれ、がんばれ、がんばれ!

2018年6月8日金曜日

2018.06.08






たまにやってくるもやもやした怪物。
この歳になると逃れることのできない、おっきな現実が音も立てずに目の前にやって来やがる。
それはそれは突然やって来やがる。
えいや!そいや!と僕が持っているボロボロでガラクタの刀を振り回してもそいつには全く効いてくれない。
そいつは、ゆっくり、のそのそと少しづつ僕に近づいてくる。
今日明日で全てが終わるわけじゃなくて、
本当に少しづつ、のそり、のそり、って近づいてくるんすよね。
どうやってそいつをやっつけられるんだろう。

僕が1000年に一度、世界を救うために神様から任命された勇者だったら、
えぇええ!無理無理!!あんなやつ倒せないっすー!!!
とか言いながら、勇者にしか使えない最強の剣でバッタバッタと敵をなぎ倒し、なんやかんやあって、なんやかんやするんだけど。

生憎、ボロボロでガラクタの刀しか持ってねえんだよな。
こいつを振り回せばどんなこともハッピーになってしまう裏技があればいいのにな。
そんな裏技はないんだよな、今日も知らないふり。

2018年5月15日火曜日

2018.05.12

ああ、終わった終わった。
心配で仕方がなかった出来事はいつも一瞬で終わる。

思い返せば遠足や体育祭、中二のクリスマスのはじめてのデートも、いつも一瞬で終わった。
そんな昔の過去を振り返ようとも、最近はもっともっと、あの頃なんかよりも時間の進みが早くなって、
繰り返す毎日だけが胸につっかえて離れない。

僕らは去年、メンバーが2人変わり、
新しいメンバーで録音したアスピレーションというシングルが発売しました。
新しいメンバーになってから色々あった、多分。
2人の気持ちはよくわからないけれど、僕は2人にだいぶ無理をさせてしまっていたと思う。
今思うと、辞めないでいてくれてありがとうという気持ちばっかりだ。
これからも迷惑をかけ続けると思うけれど、
この5人みんなで、多分1番結婚が早いバギオの結婚式にでような。
これからもたくさん曲を作ったり、ライブをしたり、続けよう。

12日、レコ発、下北沢シェルター。
ああ、終わった終わった。
終わってからやってきたのは虚無感とかそんなんじゃなくって、
今年はもっとたくさんがんばるぞ、とかそんな気持ち。

先ずは、ankとSonoSheet、出演してくれてありがとう。
年が近いこの3バンドでレコ発を行えたことが僕はすごく嬉しかったです。

MCでも言ったけど、ankとの出会いはロンパリナイトで出会って、また対バンしたいっ!って言ってくれたことがこれでもなく嬉しかったこと。
あまりバンドマンからまたやりたいとかそういうことを言われることが少ないので、
ストレートにそんなこと言われたらはちゃめちゃに嬉しかった。
僕たちもankとまたやりたいって気持ちで溢れていたから、
それなら、自分でそういう場所を作ろうって思った。
バンドの音のこととかよくわからないから深くは言えないけど、
凄く気合いが入ってるように見えて凄くカッコよかったな。
誘って、出てもらって本当によかったなって思った。
今、数少ない仲のいいバンドの一つって言ってもいいのかな。
ankのライブ、もっとたくさん見に行こう。
もっともっとたくさん一緒にやりたいな。

SonoSheetはいつもお世話になっておりますって感じでして、
去年の12月、全メンバーが抜けてしまう企画にソノシートのメンバー全員がわざわざ下北沢まで来てくれて、打ち上げまで出てくれた。
前述と被ってしまうのだけど、バンドマンに見に来てもらえるのって、バンドやってる人からすると凄く嬉しいことで、
そんなことも僕のバンドはあまりないから凄く嬉しかった。
ゆーきくんがシェルターに出たいって気持ち、僕はよくわかっていたつもりだったから、
それなら僕がその機会を作るしかない的な使命感、ディアマイフレンド。
正直に話すと、SonoSheet、出会ってからメキメキかっこよくなっていってしまって、
これは喜ばしいことなんだけど、僕はこのまま取り残されてしまう気がして、
もっと頑張らなあかんな。といつも思うのでした。
5.12もとてもカッコよかったです。

eitherはどうでしたか。
僕は目が悪いのであまり客席は見えないのですが、
それでも、久しぶりに見に来てくれている人がいるのがわかりました。
自分に対する自信なんて当の昔に置き忘れてきてしまったので、
やっぱり今回も、気に入ってくれたかな、と心配してしまいます。
どうでしたか、これが今のeitherなんですけど、気に入ってくれたら嬉しいな。
来れなかった人もいると思うし、お昼からだから寝坊しちゃった人もいると思うけど、
そういう人はまた来て欲しいな。
eitherのライブを見て、ああ、自分は大丈夫だって思ってもらえたら嬉しいです。

あ、前メンバーのくろみくんはこの日誰よりもはしゃいで、物販を手伝ってくれた。
辞めなきゃよかったのになんてナンセンスなこと言わないでね。

世の中、仕方がないで溢れているし、
僕はこれからも不遇を嘆くし、都合が良い考えをしちゃうだろうし、
触れれば消えてしまうものばっかりですけど、
それでも、なんとかこれからもバンドを続けて、また、気に入ってくれると嬉しいなって気持ちになれればいいな。

今年はもう一つ作品がだせるように僕はがんばるぞ、曲を作るぞ。
がんばれ佐々木、今日も明日もがんばれがんばれ。

2018年3月15日木曜日

2018.03.12

たまに、無性に過去に戻りたいときがある。
そんなのは決まって17歳の頃で、
まるひろの屋上で隠れて吸っていたタバコの匂いが、
花粉症で鼻が効かないはずの僕の鼻にダイレクトに香ったり、
初めてセックスをした子にフラれたとき、黒板に書きなぐった銀杏BOYZの東京の歌詞が僕の脳裏に鮮明に浮かんだり。

大抵、いや、人生の99パーセント受け身で過ごしてきた僕ですが、
もう、居ても立っても居られなくなってしまいましてですね、
もはや機能していない、天下の卍川越工業卍のグループラインに、
”たまにはみんなで会いたいね”
と投稿しましたが、既読だけついて来ない返信。

ああ、新興宗教にハマったと思われたら嫌だな。
ただただ単純に思い出に浸りながら、懐かしさで胸が苦しくなりながら、結局そういった類の過去のものに思いっきり背中を押されたいだけなのにな。
なんて考えながら、何事にも変えがたい17歳の僕らを思いだしながら、増えていく既読だけを眺めてた。

しばらくして、僕にHUSKING BEEとギターを教えてくれた、佐藤くんからの返信。
よかった、アムウェイにハマったと思われてたら心外だったからよかった、とてもよかった。

”代々木、病んでるの?笑”

と、ただただ無機質な一文なだけなのに、
それだけなのに、胸がグッとくるような、なんとなく、
それだけで少しだけ過去に戻れたような、そんな気持ちになれた。

まあさ、こんなこと考える僕は病んでるのかもね。
最早なんでもいいよ。
思い出は今も僕の背中を押してくれるんだ。
だから僕は唐突にひょんなことを言っただけ。
”たまにはみんなで会いたいね。”

2018年2月6日火曜日

2018.2.6









今朝、太陽の光がやたらと眩しかった。
品川のインターシティを抜けた歩道橋を歩いて数分。
オフィスがほんの少しだけ遠くなってもう1週間。
不遇を嘆けば、1日が終わってしまうくらい生活に憤りを感じる人生だけど、
冬晴れの太陽はこれでもなく気持ちが良くて、
遠くなったオフィスに愛着が湧いた。

太陽の光を真に受けた僕は、あと40余年働き続けることに目を背け、なんとなく、気の赴くまま、少しの惰性とともに仕事をしていこうと思った次第です。

飲み干したレッドブルの空き缶を握り締めながら、コツコツ、と、歩道橋を降りる。
iPodに入ってる好きな曲リストも聞き飽きてしまったな。
そんな時は過去を思い出す。

いつからだろう。
”おはようございます”をハッキリ言わなくなったのは。
小学校の通知表には、ハキハキとした元気が取り柄と書かれ、
中学校の通知表には、みんなを支える影のリーダーと書かれた。
高校の通知表は、増え続けた遅刻の数とは裏腹に一度も早退だけはしなかったな。

そんな僕が、今や自分のデスクに向かうときにすれ違う人に目を伏せて
”ざいま”
と言う。
この現場に来てから、朝のMTGの業務報告もハキハキと話せていないな。
それじゃ、ダメだな。
少しの惰性とともに働くには、それじゃ、ダメだな。

太陽の光を真に受けた僕は、そんなつまらないことを考えながら今日を過ごしたわけです。

おはようございますから、
まずはしっかり、おはようございますから始めよう。
忘れないように、ブログに書き殴るのだ。

毎朝、晴れてくれるのならブログなんていらないのにな。
ドロン。