2015年8月30日日曜日

誰も消せない僕らの記憶











思い出とすきま風がいつもよりうるさい夜。
わからないことばかりだ。
知らなかった方がよかったことばっかりだ。
それでも興味って悪いもので湧いてでてくる。

悔しいなあ。本当悔しい。
クソッタレ。今に見てろ。

今、どんなに吠えたところで完全に負け犬の遠吠えなのはわかっている。
それでもどうすることもできない、フラストレーションだけたまっていく。
だから情けないけど、言葉にしてるんだ。
誰にも届かないことだって知っている。
いつか僕だって同じ景色を作って、同じ景色を見てやる。

落書きで埋まったノートと机。
好きなバンドの好きな歌詞。
未来の夢と現実に葛藤していたあの頃を見捨てないで、なんて
過去の僕が泣いてるぜ。

今は、果てしない夢過ぎて笑われてしまうけれど、
ありふれたドラマだって見れないんだから、夢くらい見させてくれよ。
そのために一生懸命働くよ。一生懸命曲も作るよ。
一生懸命生きるから、もう少しだけ僕に時間をくれ。
連絡なんていらない、心の片隅にほんの少しだけ僕がいればそれだけでいいから、
それだけで構わないから、
いつかの僕の晴れ舞台に顔を見せてくれ。

戻れないと歌っていた22歳。
今はもう、戻らないと決意を固めた。
老いぼれてしまう前にもう一度、
もう一度だけ僕に時間をくれ。

0 件のコメント:

コメントを投稿